ウイルス感染症は診断が大事ですが、検査も一向に広がりません。 また治療法も確立されていません。そのため皆様の不安が増強していると思われます。
今までのコロナウイルスは、成人小児において上気道炎の原因の一つと言われ、 時に気管支炎や肺炎の原因になるといわれていました。 流行時には乳幼児が最も感染リスクが高いといわれていました。 今回の新型コロナウイルスは、従来のコロナウイルスと違い、誰も免疫を持っていないこと、 中国などの報告も含めて、小児の感染の報告はあるものの、重症化しにくいこと、 高齢者・持病のある方が悪化しやすいことが報告されています。 新型コロナウイルスの感染拡大予防には、接触感染の予防のため、手洗い、飛沫感染予防のための マスクの着用が有効とされています。 (ただしWHOはマスクの意義について否定的な見解を示しています) また風邪の症状があるときは仕事を休み、外出を控え感染が広がらないよう配慮をお願いします。 特に悪化しやすい高齢の方や持病のある方は、できれば人ごみの多いところは避けていただく などの自己防衛もお願いいたします。
発熱などのかぜ症状がみられるときは、外出を控えましょう。 また発熱や風邪かなと思ったら、体温を測定し記録しておきましょう。 次の症状がある方は 帰国者・接触者相談センターにご相談ください。 咳・37.5℃以上の発熱・下痢、筋肉痛などの症状がある方 強いだるさや息苦しさがある方は肺炎の可能性があるので 帰国者・接触者相談センターに連絡をしてください。
当院ではコロナウイルス感染症の疑いのある方が来院されても、 また保険適応になったとしても検査はできませんので、ご了承ください。 更に院内感染を防ぐ意味でもコロナウイルス感染症を疑い心配で来院される方は、 予め当院に電話で問い合わせをお願いいたします。直接の来院は固くご遠慮ください。
コロナ感染症の蔓延を阻止するために政府からの小学校・中学校・高校の臨時休校の要請を受け、 3月4日より突然の休校を余儀なくされた方のご心配ご苦労をお察しします。 コロナウイルス感染症の蔓延を防ぐ目的の長期の休みですから、人ごみの多いところの外出は 避けてください。閉鎖された空間での感染が多く報告されています。 こういった長期の休みは家での過ごし方も家族で話し合ってください。 規則正しい生活ができるように皆で話し合いましょう。ゲームやネット・テレビなどのメディアに 接する時間が増えがちです。メディアに接する時間も決めましょう。 また閉鎖された空間でなければ公園などで体を動かしましょう。時間があるので多くの本にも 接する機会を作りましょうね。
コロナの影響でしょうか?今シーズンはインフルエンザが3分の一程度で、 学校も休みになってしまうので、流行は収束に向かうでしょう。 ヒトメタニューモウイルスによる気管支炎、嘔吐下痢症、溶連菌感染症、 アデノウイルス感染症など見られていますが、外来は空いています。 残りの予防接種、年長さんのMRワクチン、小学校6年生の2種混合ワクチンなど 残しているワクチンはありませんか?予防接種を受けましょうね。 普段聞けないことなどありましたら遠慮なく受診してください。
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