あけましておめでとうございます。昨年末より寒い日が続いています。
また年末よりインフルエンザが流行してきました。
スーパーやモール、ゲームセンターなどで罹患された方がみえられています。
マスク、手洗いしっかりしましょうね。
インフルエンザには現在までにA、B、Cの3つの型があります。
毎年流行するのは A型とB型で、中でも大流行を起こすのはA型です。
A型ウイルスにはさらに、「亜型」と呼ばれるいくつかの種類があります。
これらの亜型は、ウイルス粒子の表面にあるHA(ヘマグルチニン、16種類ある)とNA(ノイラミニダーゼ、9種類ある)という突起の組み合わせの違いによって分けられ、A/H2N2(Aアジア型)、A/H3N2(A香港型)というように、HとNの番号を使って表されます。
現在流行しているのはほとんどがA/H3N2(A香港型)ですが、国立感染症情報センターによればA/H1pdm09(2009年流行の新型)も見られているようです。
実際2回かかられた方も1名みられています。
インフルエンザは発病する前日から発病後3〜7日間くらいは感染力があると言われています。
インフルエンザに罹った方のせきやくしゃみなどでインフルエンザウイルスが空気中に飛び散り、これを周りの人が吸い込むことや、インフルエンザウイルスがついた手で、目や口を触ることで感染します。だからマスクやうがい手洗いは必要なんですね。
もし感染したとしても、必ず発病するとは限りません。
その人にインフルエンザウイルスに対する免疫があれば、感染しても発病しなかったり、軽い症状で済むことがあります。予防接種はこの免疫をつけるためにするわけです。
飛沫は1m50cmから2m位飛ぶといわれています。
小学校や中学校でインフルエンザが流行すると席の隣や前後の子どもがうつされやすいことはよく経験します。
ですから咳などをしている人からおよそ2m離れてマスクをしていればたいていは感染せずにすみますよ。
よく待合でうつされるか心配でという声をお聴きしますが、隣の方と少し離れてマスクをして待っていてください。
診断された方や罹られている方は別室で待っていただくようにしております。
また熱や咳で受診される方も必ずマスクをしてくださいね。
現在処方するインフルエンザ治療薬は3種類あります。
1日2回5日間服用の内服薬です。
10歳以上の未成年は因果関係は定かではないのですが、異常行動を引き起こす懸念から原則禁止状態になっていますが、1歳未満の赤ちゃんを除いて、吸入薬が使用できそうにない4〜6歳以下の幼児の方はこちらの内服薬を処方しております。
最近耐性ウイルスが出てきています。
1日2回5日間の使用の吸入薬。
タミフルが使いにくい10歳代の方に処方しています。
耐性ウイルスの報告は今のところありません。
1回のみの吸入薬。
多忙で服薬を忘れがちの大人の方にはいいかもしれません。
幼小児では1回のみの吸入であるため、当院でも指導して吸入していただいていますが、うまく吸入できないと効果がないので小児はリレンザをお勧めしています。
B型インフルエンザには効果がリレンザに比較し低いといわれています。
高校受験が始まっています。
最近は中高一貫校も増えて中学受験をする子供たちもふえてきました。
大学入試センター試験も1月19日より始まりますね。
受験は子供たちにとって大きなチャレンジではありますが、小さいお子さんほど先の展望がみえないものです。
友達が受けるから受験することに決めたとかがあると思います。
うまく合格できればそれに越したことはありませんが、受験は人生の選択肢の一つではあるけれど、すべてではないこと、それで人生すべて決まるわけではないことをお話ししてあげるのも大事かと思います。
Sunday | Monday | Tuseday | Wednesday | Thursday | Friday | Saturday |
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31 △ |
1 △ 医師会病院昼間 |
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7 | 8 | 9 | 10 | 11 昼○ 夜● |
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午後▲△ | ||||||
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21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
午後▲△ | ||||||
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28 | 29 | 30 | 31 | 1 | 2 |
午後△ |
●医師会病院 夜間当番 ○境保健センター1才6ヶ月検診 ▲短大講義(午後) △休診