緑がまぶしい季節になりました。クリニックのまわりは緑でいっぱいです。
しかしこの5月は低気圧や竜巻と自然の災害の恐ろしさを改めて感じる季節でもありました。
私も木曜日の午後に校医や園医をしているところに出かけています。
小学校ではよくおなかが痛くて保健室を利用する児童が多いと聞いています。
今日の外来でもおなかが痛いと受診される方が数名いらっしゃいました。
健診の場でお聞きをするとどうも朝起きるのが7時過ぎ。
30分くらいで家を出て登校するようです。朝ごはんは何を食べたの?と質問すると多くはパンに牛乳・ふりかけご飯・ヨーグルトのみ、おもちなどさっと食べられるものばかり。30分ではそんなメニューかなと思いました。全例うんちは朝でていないと。
確かに朝身支度をして、さっとご飯食べてトイレにいく時間なんてないですよね。
心当たりがある方は子どもさんの生活を見直してみましょう。
生きていくにはリズムがあります。
@朝早く起きて夜早く寝るといった睡眠のリズム
A朝ごはんなど食事はしっかりゆとりをもって食べるといった食事のリズム
B昼間充分に運動などをして身体を使う活動のリズム
Cうんちのリズム
そのどれもが関係していると言われています。この機会に生活リズムを考えてみませんか?
花粉症は有名なのがスギ花粉ですが、ちょっと人より遅れて5月の連休明けから症状が出る方はカモガヤ、オオアサガエリ、ハルガヤ、ホソムギなどのイネ科の花粉が原因かもしれません。
今年は雨が多かったせいかこれらのアレルギー症状はスギより強く出ているようです。
日本における花粉症を有する人の数は正確なところわかっていませんが、児童の調査などでは増加しているということは確かです。
一定の時期に症状が出る人も多いですが、ダニなどが原因で起きる一年中のアレルギー性鼻炎も増加していると報告されています。
増加の原因は、花粉の飛散数が増加していることに加え、生活環境の変化も考えられています。
花粉症の症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりなど風邪の流行時期には初期でははっきりしません。
また副鼻腔炎など合併することもありますので、気になる方はご相談くださいね。
診断は症状をお聞きしたり、血液中の花粉に対する抗体を調べることで診断します。
花粉症の症状が出始めた初期に治療を開始すると重症化を防げると言われています。
また今の季節はマスクもしずらいので、私がおすすめなのは洗顔です。
花粉が付着しやすいのは表面に出ている部分、とくに頭と顔です。
外から帰ったら洗顔をして花粉を落とすと効果があります。また頭は帽子が有効ですよ。
Sunday | Monday | Tuseday | Wednesday | Thursday | Friday | Saturday |
---|---|---|---|---|---|---|
29 | 30 | 1 | 2 | 3 休診 |
4 休診 |
5 休診 夜● |
6 | 7 | 8 | 9 | 10 午後▲ |
11 夜● |
12 |
13 | 14 | 15 昼○ |
16 | 17 午後 小学校健診 |
18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 午後 小学校健診 |
25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 保育園健診 |
1 | 2 |
●医師会病院 夜間当番 ○境保健センター1才6ヶ月検診 ▲短大講義(午後)