急なゲリラ豪雨に見舞われることも多くなった今日この頃ですが、 利根川水系は水不足のようです。適当な量の雨が降ればいいですね。 今年は水不足になるのでしょうか? 徐々に熱中症の症状で受診される方も増えてきています。
先日京都で行われた日本夜尿症学会に行ってきました。 新しい治療のガイドラインが作成されたために、聴講に行ってまいりました。 いわゆる「おねしょ」は発達とともに見られなくなります。 これは発育途中の生理現象ですが、「おねしょ」が5歳を過ぎても、 週に2回以上、少なくとも3か月以上連続して見られる場合、 「夜尿症」と国際的には言われています。 夜尿症は5歳で5人に1人、10歳でも20人に1人ぐらい見られています。 一般的には小学校入学しても夜尿が続く場合ご相談ください。
夜尿症の治療の基本は、生活改善に取り組むことです。この取り組みによって、 お子様の約2〜3割が生活改善の実施のみで夜尿はなくなると言われています。 生活改善を2〜3か月行っても夜尿の改善が見られない場合、積極的治療を行います。 夜尿症の積極的治療は、内服治療やアラーム療法になります。
@夜は特に糖を多く含んだり、カフェインを含む飲料の摂取は控えましょう。 カフェインは利尿作用と膀胱刺激症状を起こします。 カフェインはよく知られているコーヒー・紅茶・緑茶などだけではなく、 ソフトドリンクにもしばしば30mlあたり、2.5〜5mgのカフェインが 入っていることに注意してください。 また夕方以降の牛乳・乳製品、塩分、たんぱく質は夜間の尿量を 増やすことにつながると言われています。
A一日の水分とたんぱく質は、日中、特に午前中から午後の早い時間に多くとり、 夜は必要最低限にするようにしましょう。 朝や午後の早い時間に水分摂取を増やすことで、 夜の水分摂取の欲求を抑えることができると言われています。 B寝る前には完全排尿をしましょう。
アラーム療法は、就寝中の排尿を気づかせ、覚醒してトイレに行くか、 我慢することによって、夜尿しないようにする治療です。 夜間におしっこの量が多いより、起きられない方の方が、より効果的と言われています。 治療により、夜間のおしっこをためておく量が増えることが、 治療効果を生むメカニズムの一つと考えています。
かきむしったところの浸出液、水疱内容などで次々にうつります。 プールの水ではうつりませんが、触れることで症状を悪化させたり、 他の人にうつす恐れがあるのでとびひの部位が乾くまで禁止してください。
プールでの水ではうつりませんので、プールに入っても構いません。 ただし、皮膚が触れ合ったり、タオルや浮き輪、ビート版などを 介してうつることがあります。
Sunday | Monday | Tuseday | Wednesday | Thursday | Friday | Saturday |
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3 △ 学会京都 |
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●医師会病院 夜間当番 ○境保健センター1才6ヶ月検診 △休診