インフルエンザA型もB型も同時に流行し、併せて溶連菌も年末から息の長い流行となりました。 そのため、インフルエンザと溶連菌の同時感染もありました。 3月に入り少し落ち着いてきましたが、スギ花粉症も始まってきました。 今年は目の痒みを訴える方が多い印象です。
3月に入り花粉症のシーズンになりました。スギ花粉症はピークが3月中旬と予測されます。 スギ花粉がピークを迎えた後はヒノキ花粉のピークを迎えます。 スギ花粉症をお持ちの方は、ヒノキの花粉症も併せ持っている方が多いようです。
一般に花粉は昼前後と夕方に多く飛散します。午後の外出は特に気を付けましょう。 洗濯物は外に干すのは止めた方がいいのですが、外に干すとしても午前中にしましょう。
睡眠をよくとる、夜更かしをしないなど基本的生活習慣を守りましょう。 成人では、お酒を飲みすぎない、タバコを控えて鼻の粘膜を正常に保ちましょう。
マスクには、吸い込む花粉を3分の1から6分の1に減らし、 鼻の症状を軽くする作用があります。 大事なことは顔にフィットするものを選ぶことで、 横に隙間ができるとそこから花粉が入ってしまいます。 マスクの内側にガーゼを当てることで、さらに花粉をブロックできるといわれています。
通常のメガネでも目に入る花粉量はおよそ40%減少し、 花粉用のメガネではおよそ65%も減少します。
花粉が飛散している季節にコンタクトを使用すると、コンタクトによる刺激が 花粉によるアレルギー性結膜炎の症状を増幅する可能性があるため、 メガネに替えた方がよいと考えられています。
ウール素材の服は、木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすいので、避けた方が賢明です。 人間の身体で花粉が付着しやすいのは、露出している部分(頭・顔・手)です。 頭と顔はつばの広い帽子をかぶることで、手は手袋をすることで付着するのを防げます。
うがいはのどに流れた花粉を除去する効果があります。 外から帰ったらうがいをしましょう。 また洗顔をして顔についた花粉を落とすことも大事です。 しかし丁寧に洗顔しないと目や鼻に花粉が逆に侵入してしまうこともあるので 気を付けましょう。
換気を行うときは窓を全開にするのではなく、空ける幅を10cm程度にし、 レースのカーテンをかけることで室内の花粉の流入を減らすことができます。 また、こまめに掃除をしましょう。
薬物療法では、経口薬、点鼻薬、点眼液を処方します。経口薬では抗ヒスタミン薬が よく用いられます。鼻づまりが強い場合には抗ロイコトリエン薬も併用します。 現在症状の度合いによるお薬の選択にはガイドラインもできているので それにあわせて選択をしています。 但し、薬物だけでは花粉症の症状を完全に抑えることはできないので、 花粉の暴露から身を守ることも同時に行うことが必要です。 アレルゲン免疫療法は花粉症をほぼ完治させる可能性があると言われています。 現在舌下投与によるアレルゲン免疫療法が保険適応になっています。 適応が限られること、長期の管理が必要であることなどがありますので、 ご相談ください。
親として同性の娘との距離感が難しいと感じる今日この頃です。 子どもには子どもの言い分があるのでしょうね。
Sunday | Monday | Tuseday | Wednesday | Thursday | Friday | Saturday |
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28 △ |
29 | 1 | 2 | 3 | 4 夜● |
5 |
午後△ 保育園職員健診 |
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6 △ |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
午後△ 小学校アレル ギー判定会議 |
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13 △ |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
午後△ ○健診 |
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20 △ 学会 |
21 △祝日 |
22 | 23 | 24 | 25 夜● |
26 |
午後△ | ||||||
27 △ |
28 | 29 | 30 | 31 | 1 | 2 |
午後△ |
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