10月も下旬になり、(てくてく通信も10月号が10月末号になってしまいました) 先日は木枯らし1号も吹きました。季節は冬に向かっています。 寒暖差があるので風邪の方がめだってきました。 また喘息やアレルギー性鼻炎も訴える方も多くいらっしゃいます。 寒暖差のあるこの季節は朝に厚着をさせると昼間に汗びっしょりになることも。 むしろ羽織るもので調節した方がいいと思います。
熱性けいれんの再発予防法としてダイアップ座薬を使う方法は 再発を有意に減少させることが示されています。 また熱性けいれんは家族に強い不安を与えるものですが、ダイアップ座薬は一方で、 眠気、ふらつきなどの副作用がみられることがあり、安易に使用せず、 家族とよく相談して、適応を十分に考慮する必要があると言われています。 これには次のような考えに基づいています。 @熱性けいれんの頻度は高いものの、基本的には良性疾患であること A熱性けいれんの再発率は30%である B熱性けいれん後90%以上はてんかんを発症しない 熱性けいれんの再発が予測される因子として ・両親いずれかの熱性けいれん家族歴 ・1歳未満の発症 ・発熱後1時間以内の短時間にけいれんがあった場合 ・けいれん時の体温が39℃以下 これらの場合再発率は2倍となるといわれており、 そのため熱性けいれんを繰り返しみられる方にダイアップ座薬の予防投与が考慮されています。 ただしお母様の不安が強い場合はご相談のうえ処方しています。 ダイアップ座薬は再発予防として、有効であるけれども、 ふらつき、眠気など副作用も考慮し、1回のみであったり、 再発の予測される可能性が少ない場合は、使用しない方向です。
例年秋から冬にかけて流行するウイルス感染症です。 主な症状は発熱・咳・鼻水などのかぜ症状です。 9月より流行していますが、寒い季節に多く見られます。 疑いのある方は、インフルエンザと同様の方法で調べることができます。 咳や鼻水、鼻づまりなどかぜ症状で始まりますが、 次第に咳がひどくなり、ゼイゼイと苦しそうな息になってきます。 ゼイゼイが治まっても、痰の絡んだ咳がしばらく続きます。 特に6か月未満の赤ちゃん、未熟児や生まれつき心臓病のある子などは 重症になりやすい傾向があります。 @呼吸が苦しそうなときは、背中をやさしくたたいたり、 体を起こすように抱っこしてあげてください。 A鼻が詰まっているときは、綿棒でそうじしたり、鼻水を吸い取ってみましょう。 Bお部屋が乾燥しすぎないように工夫しましょう。 C母乳やミルクは刺激で咳き込んでしまうことがあるので、 1回量を減らして、何回でも分けて与えましょう。 D飲んだ量やおしっこの回数などもメモしておいてください。 E悪化することも多いので、ゼイゼイ、ヒューヒューの音が強くて息苦しい時、 胸やおなかをペコペコさせて息をしているとき、顔色が悪い、 母乳やミルクののみが悪いなど、病状の変化があったり、 気になることがあれば昼間の間に何回でも受診して下さい。
Sunday | Monday | Tuseday | Wednesday | Thursday | Friday | Saturday |
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27 △ |
28 | 29 | 30 | 1 | 2 夜● |
3 |
午後△ 就学時健診 |
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4 △ |
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
午後△ 保育園健診 |
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11 △ |
12 △祝日 学会(大宮) |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
午後△ ○ |
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18 △ |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 夜● |
24 |
午後△ 保育園健診 |
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25 △ |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
午後△ 保育園健診 |
●医師会病院 夜間当番 ○境保健センター1才6ヶ月検診 △休診