異常気象といわれて数年、今年は特に集中豪雨があちこちで起きています。
水瓶の利根川水系ではなぜか渇水と、なんとなく毎年の夏がどんどん変わっていって、今後が不安になってきますよね。
地球規模の異常気象は私たちの文明が引き起こしたものです。
川ではミドリガメが異常繁殖しているとのこと。そのほとんどが
ペットとして飼われていていらなくなって捨ててしまったものだそうです。
川の生態系も変化しているとのこと。
そういえば我が家の犬の桃も子供たちが飼いたいと切望して飼い始めて10年以上になります。
落ち着きがなく、吠えてばかりで、芸の一つもできません。子どもたちは巣立ち、この飼い犬だけ残されました。
人間は仕事や学校、遊びの場面でいろいろな人とかかわりあって生活しています。
でもペットにとっては飼い主の家族が生活のすべてです。そう思うとなぜか憎めない存在です。
本当は臆病でさみしがり屋なのに、反ってそうだからこそ吠えるのかなと。
動物とはいえ、飼ったら責任があります。
その時の子どもたちの欲しい欲しいに惑わされず、生き物を飼った時点で命を大切にしましょう。
あくまでも別個の生態系を持った生物として正確な知識を持って、上手に共同生活をしていきましょう。
子どもたちはペットを今はやりのアニメやゆるキャラと混同しがちですが、そういったものと混同しないように飼う前に子供たちとよく話し合ってくださいね。
手足口病は夏に乳幼児の間に流行する病気です。
口内炎がたくさんできて、痛みのために食欲が落ちます。
特に固いもの、からいもの、すっぱいものが食べられなくなり、よだれの量が増えます。
一般的な手足口病では熱はないかあっても微熱程度です。
発疹も通常は手のひら足の裏、膝、臀部に小水疱ができて、1週間で焼失します。
しかし今年の手足口病は高熱で始まり、最初は咽に水泡がでるヘルパンギーナの所見が出て、
その翌日に上下肢、臀部、口唇周囲に水泡ができるタイプの手足口病が流行しています。
さらに手足の爪がぼこぼこで、中央に横線の入る爪の変化を伴う症例も報告されています。
いずれも発熱当日は咽や手足の所見はなく翌日にのどの奥に水泡ができるヘルパンギーナの所見がでて、その翌日から写真のような水疱が手足にできます。
手足口病の原因ウイルスは、飛沫感染と、子どもの便を介して感染します。
動物によるアレルギーには、イヌの上皮、ネコのフケ、
セキセイインコの羽、ハトの糞などがアレルギーの原因として知られています。
最近ではマンションでも飼いやすいことで人気が高まっている、
ハムスターによる喘息が増えていると言われています。
最近来院された方では、
おばあちゃんの家に行ってネコに触った手で目をこすり、まぶたが腫れてしまった方。
イヌを飼っている実家に泊まるたびに喘息発作が起こってしまう方など、
決して珍しい例ではありません。
予防としては原因となるものを避けることが一番です。
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●医師会病院 夜間当番 ○境保健センター1才6ヶ月検診 ▲中学校講演講師 △休診