医療事務の仕事というと皆さんどんなことを思い浮かべられるでしょうか。
簡単にまとめると、受付業務とカルテ・書類の処理業務の2種類があります。

今回は受付業務の中の、電話応対についてご説明させていただきます。
受付をしたことがない方から見れば、窓口の応対の方が難しく見えると思いますが、 実際は電話応対の方がかなり難しいのです。
窓口とは違い顔が全く見れず、声だけで応対しなければならないので表情やジェスチャー、書きながら等の表現が出来ません。
声一つでの応対ですから、話し方を変化させることしか出来ないのです。
そして顔が見えないため、声だけではどなたか把握することは難しく、 患者様としてはわかるだろうと思われてしまうかもしれませんが苗字だけや、今日診察にいらしたということをお伝えいただくだけでは情報が足らず、確実な応対をすることができないこともあります。
また、言葉だけでは受け取り方一つで全く異なる捉え方をしてしまうことがあります。
それは患者様に対しても、聞く側の我々にも起こりえることなのです。

あと2ヶ月もすれば風邪の患者様やその他、予防接種等も増え一日一日が激しい季節になります。
夏に比べ、余裕がない応対をしてしまいそうになることもあるかもしれませんが、患者様に不快な思いをさせないようにするということを常に心掛けて、応対していきたいと思います。
また、どんなに忙しそうにしていても、何か疑問や不安がございましたら、どうぞ気軽にお声掛け下さい。
少しでも解決できるよう応対させていただきたいと思っておりますので、これからもよろしくお願いいたします。
(事務  荻原・堀)





一時涼しい日が続きましたが、また蒸し暑い日が戻ってきました。
伊勢崎から館林、熊谷を囲む地域は上武高温デルタゾーンと言われており、あの沖縄より最高気温が7℃〜8℃高くなることもあり逆転現象がおこっています。

暑さ対策でクリニック南側のアスファルト面を照り返しの少ない、コンクリート(潟Aムラックス本社:埼玉県戸田市)に替えました。
これはコンクリートの内部に水を溜めておく層を作ることで一般のアスファルト面に比べると約20℃程度温度上昇を抑えるのだそうです。
そのため雨の日も雨上がりも水たまりができにくく、またゲリラ豪雨の際も雨水をすみやかに透過させる構造になっています。
表面は台湾の自然石を貼っています。

見ていただけたでしょうか?とてもきれいで気に入っています。
ちょっとのぞいてみてくださいね。
当院の暑さ対策の一つです。

   




・夏かぜが流行しています。
・手足口病・プール熱(咽頭結膜熱)・ヘルパンギーナ流行中です。


【プール熱】

夏にプールを介して流行することが多いので「プール熱」と呼ばれています。
アデノウイルスが原因で、飛沫感染、接触感染でも発症するので、プールに入らなくてもうつります。
発熱、咽頭炎、結膜炎、鼻炎などの症状があります。
発熱の期間が4〜5日と長いのが特徴ですが、ウイルス感染症なので抗生剤は無効です。
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熱などの主要症状が消失後2日経過すれば登園可能です。
結膜炎の治療と高熱による身体の消耗に気をつけることが大事です。
のどが痛いので食欲がなくなってしまうので、のどごしのよいものを根気よくあたえましょう。

これは一般的なプール熱の経過です。
7月末に受診され現在は元気になっている2歳の保育園に通う子どもさんです。

 

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子宮頚がんワクチン(定期接種)

子宮頚がんを引き起こす発がん性のあるHPV(ヒトパピローマウイルス)は皮膚や粘膜に存在するありふれた
ウイルスです。その中で特にHPV16型と18型の2種類は子宮頚がんになりやすいといわれています。
この子宮頚がんワクチンを接種することで16型と18型の感染をほぼ100%防ぐことができます。
このワクチンはすでに海外では100ヵ国以上で接種されています。
子宮頚がんは最近20〜30歳代の女性に急増しています。


接種する時期

中学1年〜高校2年女子


平成22年度に高校1年生であった公費対象者で接種差し控えにより1回目の接種が出来なかった今年度高校2年生の接種を希望されている方に本年度6月10日より、接種が再開となっています。
期間が限られていますので早めに予約をして下さい。
またそういった方が周りにおられたら、お知らせしてください。

 

 
日本脳炎ワクチン(定期接種)

一昨年6月より、新しい製造方法により製造された乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンが使用できるようになりました。
特例接種者:積極的接種が差し控えられたために接種を受ける機会を逃してしまった方(平成7年6月〜平成19年4月1日生まれ)は4歳から20歳までの間に4回接種のうち受けてない分の回数を接種できるようになりました。4回目(2期)は1期 を終了した9歳以上での接種となります。


T期

3歳〜7歳半

U期およびT期を完了されていない方 

9歳〜13歳未満


 
MRワクチン(公費接種)

T期 満1歳〜2歳未満
U期 小学校就学前の1年間(年長)
V期 中学校1年生
W期 高校3年生

平成20年より5年間中学1年生と高校3年生を対象にMRワクチンを接種しています。


 
ヒブワクチン(公費接種)

細菌性髄膜炎などの重症の細菌感染を引き起こすインフルエンザ菌b型(ヒブ)を予防するワクチンです。


接種する時期

生後2カ月〜5歳未満


 
小児肺炎球菌ワクチン(公費接種)

ヒブと同様に細菌性髄膜炎、敗血症を伴う肺炎、中耳炎などを引き起こす肺炎球菌を予防する子供用のワクチンです。特に細菌性髄膜炎の原因菌は ヒブと肺炎球菌が大半を占めます。
その半数が0歳代でかかり、それ以降は年齢とともに少なくなりますが、5歳くらいまでが危険年齢です。
(5歳すぎての発症もあります。)


接種する時期 生後2カ月〜5歳未満

 
  ヒブワクチン、小児肺炎球菌ワクチンの問診表は受付にあります。
お持ちでない方は申しつけて下さい。



 
8月15日(月)16日(火)夏季休暇のため休診となります。
8月27日(土)外来小児科学会(神戸)に出席のため休診となります。
ご迷惑をおかけします。
 
 
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夏季休暇のため休診
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夏季休暇のため休診
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外来小児科
学会
出席のため休診
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●医師会病院 夜間当番 ○境保健センター1才6ヶ月検診 ▲短大講義(午後)

昨年12月より松井先生の腎臓外来は一時お休みでしたが先生の体調が回復されたため、6月より再開しています。