細菌性髄膜炎は脳や脊髄をおおっている髄膜に細菌が侵入して炎症をおこす病気です。
初期の症状は急な発熱や嘔吐で、風邪とよく似ているために早期に診断が難しい病気です。
治療のための薬がうまく効かないケースもあり、治療が難しい場合があります。
また死亡や重い障害が残ることもあります。
日本での細菌性髄膜炎の原因はHibと肺炎球菌と合わせて約80〜90%を占めています。
罹る子どもさんの半数以上は0歳児ですが、5歳くらいまでは危険年齢です。
Hibワクチンと肺炎球菌ワクチンを接種することで予防することができます。
いずれも生後2カ月から接種できます。BCGや3種混合ワクチン、MRワクチンと同時に接種できます。 |