例年にも増してうだるような暑さが続いています。
気象予報士の解説によると、都市化の影響で熱い東京上空の空気が海風によって北関東に運ばれるため群馬の夏は熱いようです。伊勢崎も38.2度といった最高気温を計上しています。
クリニックの玄関に打水をしたりしていますが、これ程暑いと効果薄ですね。
群馬特有の雷も昔は涼しさをもたらしましたが、今は熱帯のスコールのようで、激しさだけ増して、涼しさをもたらさなくなりました。群馬の夏は熱帯です。





このところ便秘の赤ちゃんや子どもたちの受診が増えています。
夏は汗をかきます。今年のような暑さではクーラーをかけたとしても汗をかく状況ですよね。
またふだんでも赤ちゃんは代謝が活発で体温が高くなりやすく、からだの汗腺が密集しており、汗をかきやすいものです。

赤ちゃんでなくても夏にはたくさんの汗をかきますが、このようにたくさん汗をかくことによって水分が不足しがちになり、うんちの中の水分も減り、うんちが硬くなりやすく、便秘をしやすいといわれています。
さらにこのように暑いと食欲も落ちて食べる量そのものが少なくなることや、あっさりするものを摂ることで食物繊維が不足しがちになり、便秘になるようです。
特に赤ちゃんは自分から水分を摂れませんから、こまめに水分補給をしてみましょう。
それでも便秘が続くなど、心配な時は遠慮なくご相談ください。





便秘の方に食物繊維をたくさん取りましょうねなどと言っている私でさえ食物繊維って一体何かといわれると答えに窮してしまいます。ですからおおまかに定義するならば消化酵素で消化されないものといわれています。

食物繊維には多くの種類があって、たとえばフカヒレで代表的なコラーゲン、寒天、海藻やこんにゃく、果物や野菜に含まれる植物性繊維、魚に多いコンドロイチンなどの動物性繊維などです。
これらの共通の作用はうんちの量を増やし、腸の動きを活発にするとともに、腸の中の有害物質を吸着して排泄するという役割を担っています。

大人では脂肪や糖の吸収を妨げることから、高脂血症や糖尿病、更には大腸がんの予防にも役立つようです。
大人の食習慣は幼小児期の食習慣がそのまま受け継がれます。この機会に子どもたちの食習慣を考えて見られては如何ですか?





今年は熱中症による救急搬送が急増しています。まだまだ暑い日が続きますから暑さによる障害について先月でも書きましたがもういちど触れてみます。

私たちは体調がよく、運動したりするのに快適な環境では、水分を充分に補給すれば激しい運動をしたとしても体温が異常に高くなることはありません。
しかし気温が28℃、湿度が60%を超す激しい運動を30分以上続けると熱中症の症状がでてきます。
また運動をしなくても、今のように環境温度が体温より高くなる場合は家の中にいたとしても起こります。
また強い直射日光を浴びることによっても同様で、いずれにしても大量の熱が外から与えられる状況にあり、しかも熱の放散がうまくいかないために、体温が異常に上昇してしまう病気が熱射病です。
今までは気温が体温以上になることはほとんどなく、炎天下の車の中で長時間放置されていたといった場合に発生する病気でしたが、連日の猛暑ではいつ熱射病になってもおかしくない環境温だと思って対処しましょうね。

熱中症のなかで最も重症なのが熱射病です。
症状は40度を超える高体温、汗をかかないこと、嘔吐、けいれん、意識障害ですが、高体温と汗をかかないことが診断上役に立ちます。治療は体温を下げる処置が必要です。
涼しい環境におき、保冷剤や氷、冷たいタオルなどで身体を冷やします。死亡率の高い病気ですから熱射病の症状がでたら一刻も早く入院治療が必要です。

熱中症の中でよくみかけるのが、熱疲労で、多量の発汗で身体の水分や電解質が失われることによって起こります。
初期の症状は身体がだるく、頭痛を訴えたりします。その後吐き気、嘔吐を伴い、さらに進むと、血圧がさがり、意識がもうろうとしてきます。
体温は多少上昇することもありますが、高熱を伴うことはなく、多量の発汗があることが、熱射病との違いになります。
治療は発汗によって身体の中から多量の水分と電解質が失われるので、スポーツドリンクやイオン飲料などを飲ませたり、重症のときは点滴により水分と電解質を補給します。

猛暑の中ではスポーツをする子どもだけでなく、室内でも発症しますから、水分補給をこまめにしましょう。
ただし、電解質を含まない水・お茶・ジュースばかり飲まないように注意しましょうね。





以前集団接種だったころ夏には予防接種を行わないというのが常識でした。性能のよいワクチン保管の冷蔵庫がなかったことや、夏かぜや髄膜炎の発生が夏に多く、ワクチンの副反応と紛らわしいことなどがその理由だったようです。
夏場は学校や幼稚園が休みになり、集団生活が少なくなることもあり、小児科の外来は空く時期です。
特に他の季節と大きくかわることなく予防接種を普段通りに行って良いとおもわれます。
ただし家族や周囲に夏かぜでお熱が出ている人がいるときや体調が悪い時は接種を控えてくださいね。




 
日本脳炎ワクチン(定期接種)

昨年6月より、新しい製造方法により製造された乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンが
使用できるようになりました。このワクチンはいまのところ3歳から7歳6カ月未満の子供さんにしか使用できません。


接種する時期

3〜7歳半


 
ヒブワクチン(任意接種)

細菌性髄膜炎などの重症の細菌感染を引き起こすインフルエンザ菌b型(ヒブ)を予防するワクチンです。


接種する時期

2カ月〜5歳未満


 
小児肺炎球菌ワクチン(任意接種)

ヒブと同様に細菌性髄膜炎、敗血症を伴う肺炎、中耳炎などを引き起こす肺炎球菌を予防する子供用のワクチンです。特に細菌性髄膜炎の原因菌は ヒブと肺炎球菌が大半を占めます。
その半数が0歳代でかかり、それ以降は年齢とともに少なくなりますが、5歳くらいまでが危険年齢です。
(5歳すぎての発症もあります。)


接種する時期 2カ月〜9歳以下

 
子宮頚がんワクチン(任意接種)

子宮頚がんを引き起こす発がん性のあるHPV(ヒトパピローマウイルス)は皮膚や粘膜に存在するありふれた
ウイルスです。その中で特にHPV16型と18型の2種類は子宮頚がんになりやすいといわれています。
この子宮頚がんワクチンを接種することで16型と18型の感染をほぼ100%防ぐことができます。
このワクチンはすでに海外では100カ国以上で接種されています。
子宮頚がんは最近20〜30歳代の女性に急増しています。


接種する時期

10歳以上の女性が対象です。


 
MRワクチン(公費接種)

T期 満1歳〜2歳未満
U期 小学校就学前の1年間(年長)
V期 中学校1年生
W期 高校3年生

平成20年より5年間中学1年生と高校3年生を対象にMRワクチンを接種しています。






クリニックの夏休み
8月13日(金) 8月14日(土) 8月15日(日)はお休みになります。

長期処方されておられる方はなくならないように早めに受診お願いします。
なお、13日(金)の夜は医師会病院夜間当番の担当です。
クリニックの夏休み以外に、夏は職員が順次夏休みをとります。

ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いします。



 
 
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昼○
7
午後
松井先生
腎外来
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14
夏休み
休診
15
夏休み
休診
16 17 18 19 20 21
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午後
松井先生
腎外来
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